第7期開校にあたっての私の決意
宮田直美
  早いもので第6期生として政治大学院に入学してから、もう1年がたった。当初はただ『政治に多少の興味がある』というだけの理由で入学したものの、最初の開校式での多くの方々が何がしかの政治活動にかかわっていることを知り、『やっていけるだろうか・・・』という不安がよぎったことを覚えている。

  しかし・・・そんな不安はなんのその、持ち前の性格からなのか今ではすっかりと知人も増え、旧知の居場所だったかのように大変心地よくすごすことができている。多くの著名な政治家の先生たちの話を聞くことで、さらに政治にも興味がわき、本当に有意義な1年間だったと心から感謝しているくらいだ。

  小学校から大学まで16年間に加え、社会人になってから4年間大学院にも在籍した私には、こうした学びの場所、というのはいつも大変心地のいい空間であったように思う。特に社会人となってからの大学院生活は、仕事との二束わらじだったという非常に大変な日々だったが、多くの知人や友人もでき、学生時代とはまた違った毎日を送ることができた。そういう意味ではこの大学院も、多種多様な実に多くの人たちと交流できる。この歳になっては貴重な場所であると断言してもいい。

 こうして考えてみると、この大学院に在籍し、非日常的な時間も持つことのできる私はとても幸せなのだと思う。年齢を重ねるにつれ、利害関係のある人ばかりの中に身をおくことが常になってくることが多い中、単純に感動し、学び、語り合える集団に身をおくことができることは、大変ありがたいことだ。最近のニュースを見ると、学校をはじめとする集団の持つ機能がどんどん劣化してきているように思う。子供のころは学校、社会人になってからは会社と人間はそれなりに集団にまみえて、また集団にもまれながら成長していく部分は多分にあると思うのだが、その機能がうまく作用していないように思う。人とのコミュニケーションをとらなくても仕事ができるようなシステムがどんどん構築されていることは、社会の成長とみる向きもあるのだろうが、人間としての成長にはマイナスになるのではないだろうか。そんなことをつい思ってしまう。

 自らの選んだ集団の中で、充実した時間をすごし、そこからまた多くのことを学ぶことができる・・そしてそのなかから、社会に役立つことを何らかの形でフィードバックできる力をつけていきたい。そんなことを考えながら第7期にも積極参加を決意している。