| 題:第6期開校にあたり、私が感じたことや決意を述べる。 |
| 私は24年間看護職に携わり、人間の健康的な暮らしを支えるライフサポーターを自負してきました。所属する職能団体である看護協会では、看護の質向上のため、研修・研究を推進しています。現代の人間の幸福、健康は、人口構成と経済変動に大きく影響を受け、社会が求める価値と個人の価値観が微妙にずれているのではないかと感じています。人間は誰しも生まれ成長し、学び、働き、病を持ち老いて死んでいきます。このプロセスに看護職は深く関わってきました。保健医療福祉改革が進む今こそ、患者さんたちから選ばれる高品質の看護をするために私たち看護職は何をしなくてはならないのでしょうか。 看護職は市民・患者さんや家族と共に、看護への理解を深め、看護を選んでもらえるようになりたいのです。ベッドサイドから政治を変えることを母体である看護協会の政治団体として看護連盟から発信しています。看護連盟の会員をさらに増やし、看護職の代表を国政、地方議会に多数送るための投票活動につなげることで政治への働きかけをしていきたいと考えています。そのために知見を広げるべく愛知政治大学院に受講を決めました。 看護師達は実に良く働き、勉強する真面目な集団であると言われています。看護が他者の幸福に関わるヒューマニックな職業であることが、自らの足元を見失う欠点を生じさせたかもしれません。看護の先輩達から、賃金や自分の権利を声高にいうのは、はしたないことだと言われて、自分の利己主義を恥じたことが看護の同僚達には多く居ると思います。そこで、会員一人一人が日常のベッドサイドで起こることが政治に直結していると言うことを、研修等を通して看護と政治の重要性を認識し、活動の根拠にする必要があると考えます。看護職は、専門職組織を通じて、看護の室を高めるための制度の確立に参画し、より良い社会づくりに貢献しなくてはなりません。看護職は政治に疎いとは言っていられないのです。今回の診療報酬改定は患者さんたちにとっても、看護職にとってもこれからの医療と健康社会を考える重要なきっかけを与えてくれました。今回の政治大学院受講は愛知県看護連盟の仲間の代表として、しっかりと学習しフィードバックしなくてはならないと思っています。一人の学びではなく、組織力の向上が目標であると考えております。 久間章生自民党総務会長は、「選挙のない政治はない」と言われました。選挙に勝つということは、候補者の名(商品)をいかに売り買ってもらうかということであり、過去の選挙の勝ちパターンは、有名人で集客し、候補者名を連呼することでしたが、時代の変革と共に、キーワードは特徴づけであるようです。マーケティングリサーチをしっかりして、売れ筋商品を探しながら、福祉、産業、地域で人間の求めるものは何かをキャッチし、訴えていくことが重要であると語られました。一人一人の看護職が感性を鋭くして、医療の現場で患者さんたちに何が起こっているかを見極め、地方、国政に訴えていくことが大切であると考えています。 |