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題:「中部-単一都市から複雑系都市への過渡期」 |
| ■「中部」の印象 転勤前 転勤前、東京にいた頃の「中部」の印象は、 トヨタがドーンとあって、トヨタ帝国を中心として、ものづくりの地域。 名古屋嬢、名古屋巻き、金のしゃちほこ、ブランドがよく売れるなど、派手なイメージ。 ひつまぶし、味噌カツ、あんかけパスタ、味噌煮込みうどん、など独自の食文化がある。 という形で、完成されている状態なのだと、感じていました。 ■「中部」の印象 転勤後 今年の3月に転勤し数ヶ月生活した経験と、7月の松原名古屋市長ご講演、8月のJR東海 須田相談役のご講演を拝聴させていただき、まだまだ未完成で急発展中なのだと感じました。 難しく言うと、「愛知万博」をきっかけとし、単一都市から、複雑系の都市へと進展中です。 単一都市としては、転勤前の印象と同じで限界まで発展している愛知県が、これ以上の発展を目指すべく、第二、第三の特長を出して行こうと意気込みを感じます。 今までは、豊田市を中心としたものづくり地域として単一的な、発展を遂げてきた中部地区だが、名古屋市、岡崎市を中心とした“環境”“教育”“観光”といった、ソフト面に力を入れている事が分かりました。 ・環境についての意識 転勤後最初に感じたのが、ゴミの捨て方の難しさでありました。 可燃/不燃/資源(プラ、紙、ビン、缶、ペットボトル)と台所がゴミ箱だらけになってしまいました。 エアコンの設定温度も弱めだし、打ち水作戦などのユニークな施策やクールビズの浸透率も高い。 ・教育についての意識 岡崎市、市民の教育に対する熱心さはよく耳にします。公立学校での厳しい居残り授業や東大等国公立、有名私立大学への進学率が高いとの事で、家庭、学校、行政での目的意識が高いことに感心しました。 しかも、これからは数字で図れない人間性などの部分に関しても、力を入れていくとの事で、期待が高まります。 ・観光についての意識 愛・地球博の効果で、愛知県の認知度が日本全国に広がりました。 これからは、足を運ばせる意欲度を上げるステージに来ています。 観光については、サービス業の強化が必須であり、殿様商売と言われる「中部」はサービス精神という面がまだまだ弱いと感じます。土日祝日はお休みのお店が多く、営業時間も夜が早い。 仕事帰りのビジネスマン・OLは平日あまり買い物ができず、土日はその反動で非常に混雑しています。平準、分散化して暮らしやすさを目指して更なる発展をして欲しいです。 ■愛知県の魅力 東京の都市機能は、単一都市から進化し、複雑系都市として多くの人々を魅了する。 丸の内、大手町、銀座、青山、恵比寿、代官山、渋谷、裏原宿、秋葉原、六本木ヒルズ、新宿と地区によって、その特長を出し、お互いには交じり合わない複雑系の都市形態を見事に構成し発展している。 愛知には東京にはない魅力がある、それは住みやすさであると思う。 東京なんて住むところではない、通勤時間片道2時間なんてざらであり、空気は悪いし、渋滞はひどい。 教育レベルの格差はひどく、人間関係の構築も難しく、子育ての環境はよくない。 家賃が安く、愛知県の道路事情は通勤者の8割がクルマを使用していてもなお、渋滞は少ない。 自然環境もよい。教育レベルも高く、人間関係も一度飛び込んでしまえば深い付き合いが出来ます。 東京・ロンドン・NYにはない、住みやすさを特長とした都市形成を目指して欲しいと思います。 |