題 声から学ぶこと。(佐久間広一氏のボイストレーニングから学んだこと)
氏名  脇田芳徳
 「君は寝ていて起きたばかりなのか、それとも酔っ払っているのか?」という言葉を私は、電話越しにかれこれ25年の間に20回ほど聞いたことがある。それ程私のことを馬鹿にした発言はないが、よくよく振り返り考えるとほとんどの人がそのように聞こえるらしい。何をどう直して良いのか解らない私にとって、今回のセミナーは大変重要なものとなった。

 まず私は、発音が下手ということより、発声の仕方を学んでいないことが、すぐに判明した。このことはまず、誰にも教えて頂いていないということより、自分の声を直接あまり聞いたことが無いということから始まっているように思えます。CDを出すことができるような歌手なら自分の声をCDから直接聞くのでほとんど解決する問題であろうと思われるが、私には馴染みの無い発声練習である。

 さて、思い起こせば高校時代ラグビー部に所属していたころ、大きな声を出せといわれ、校庭の端から、ゴールのポールに向かって何度も声だしをさせられたが、幸か不幸か、声を出せば私は声が大きくて、判定担当者の耳に届いているのだから、居残りをさせられボール磨きをしなくても良かったので、声には割りに自信があったように感じる。

 その後、社会人になりカラオケにも良く付き合ったが、落ち着きのある良い声だと従業員から、誉められこそすれ、貶された事は無かった。まして、同僚からも喧しいと言われはするものの酷い声だとは、言われはしなかった。

 独立し、JCに入ってからというものは、君の声は悪いと頻繁に言われた。本気で言うものだから最初は彼らを嫌ったものでした。なぜ人の事をこんなにも辛辣に言うものだと感じたが、それでも10年間会議所活動を学ばさせてもらいました。

 今回、このボイストレーニングは、「あ、から、ん」まで口の中での唇の当て方、舌の当て方、のど下の使い方、を実施訓練したが、私はこの訓練を全く知らなかった。また発声してみるとサ行が全く話すことのできない異常事態に追い込まれてしまった。私はパニックだった、いったい私は40数年何をしてきたのだとさえ思い、自分を恥じた。

 今、私は車の中で発声練習をしている、本当は誰かに聞いてもらい練習をしたほうが良いと思ったが、人の練習に付き合うほど暇な人はいなかった。今日も日々車の中で練習をしながら、いつか私の周りで「いつも元気だなー」と言われるように、自分の声を作り上げたいと努力する毎日である。