設立趣旨.

「日本の未来を、もう他人任せにはしない。」

 これは、平成13年4月、次代のリーダー育成を目的として開校した、愛知政治大学院第1期のスローガンです。以来15年間、14の都道府県から延べ1,143名を数える受講生が集い、地域のリーダー、そしてその仲間として変革を起こす人材を輩出してきました。このスローガンの持つ意味は、色あせるどころか逆にその重要性を高めるばかりです。

 昨今は「アベノミクス」と呼ばれる経済政策を初めとする安倍晋三総理のリーダシップにより、景気の回復、教育問題、外交問題、社会保障制度の再構築、地方分権の推進、防災、治安、環境の各分野においても山積していた課題が徐々に改善されつつあります。ただそれでも我が国の現状を鑑みると、人口減少は進み、依然として国、地方ともに財政状況は厳しく、また近隣諸国との外交問題も多く存在しています。このような状況下、「日本人としての自信を失いつつある国民」は少なくなく、与野党を問わず「既成政党に対する不満」、さらに「政治そのものに対する不信の念」も、未だ解消されたとは言えません。

 視点を変えましょう。だから日本はダメなんだ、だからこの国は古いんだ、こうした文句は誰にでも言えます。しかし、本当にそうと言えるのでしょうか。国際社会で、いかに日本が尊敬され、日本人が愛され、日本の文化に憧れを持たれているか。まず、それを認識することから始める必要があるのではないでしょうか。

 例えて言えば、こんな家に生まれたから私は幸せになれないんだと嘆くよりも、この家に生まれて良かった、自分が家庭を作るなら、こんな家庭を作りたいと前向きな発想で考えた方が、いわゆる“幸せの指標”は確実に高まると思うのです。

 愛知政治大学院は、社会のために自分は何ができるか、国際社会で日本が引き続き名誉ある地位を占めるために何をすべきかを、全員で一緒に考えていきます。そして、第一に自ら実践するリーダーを育成し、第二に自民党が何を実践すべきかを提言することを目的に活動してまいります。

 実践と参画。これこそが愛知政治大学院の特色であり、伝統なのです。


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