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2019.07.07

「青山議員の講演を受けて ~拉致と与党と自民党~」
 
 ブルーリボンバッジを最近買った。人差し指の先ほどの小さなバッジだ。それを左胸のフラワーホールに着け、名古屋でマイクを握った。6月2日の、自民党全国一斉街頭演説での出来事だった。
 テーマは拉致問題。私が生まれる前に起きた問題だ。でも、いまだに解決していない。我々は、これを風化させてはならないし、この問題の記憶は、必ず後世に引き継がねばならない。なにより、日本の同胞が苦しんでいるなら、救済しなければならないだろう。
 1955年以来の結党以来、自民党は長きにわたって政権を担い続けてきた。拉致問題は発生して、はや30年以上たっている。時は常に無慈悲に過ぎるものだ。そんな中この問題の解決を最重要課題と位置づけ、常に最前線に立ってきたのは、まごうことなく自民党だろう。日本人拉致事件の存在を政府が認めた時も、日本人拉致疑惑の早期解決を求める決議が採択された時も、北朝鮮が拉致問題を認めた時も、拉致被害者が日本に帰国した時も、ストックホルムでの日朝協議が行われた時も、トランプ大統領が国連総会で拉致問題を非難した時も、政権にいたのは自民党なのだ。自民党以外が政権を取っていた期間は、わずか5年たらずだ。1994年の非自民・非共産連立政権と2009年の民主党政権の2回。何か問題が解決にむかっただろうか。安定して政策に取り組める党でないと、問題は解決どころか、取り組むことすらできないのだ。
 私たちは、負けてはならない。選挙の為に連立を組む人達や、選挙の為のアジェンダを作るような人達に、私たちは、負けてはならないのだ。
 この問題を、どこに託せようか。日本新党か?日本社会党か?新生党か?もう存在すらしていない。では国民民主党か?立憲民主党か?社会民主党か?それとも共に民主党にでも頼めというのでしょうか。否、この問題の解決を推し進めるのは、自由民主党を置いて他にはいない。なぜなら、拉致問題対応の唯一の経験者で、問題解決に前進した時は、常に自民党がいたからだ。
 ある時国会で、麻生副総理は、命の次に大切なものは?と聞かれてこう答えられた。「朝は希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る。この気持ち」だと。拉致被害者の方にも、日本で暮らす我々にも、同じ太陽が昇る。同じ空を見上げる。人の声に耳を傾け、食事をして、毎日を過ごすのだ。ただ一点違うのは、そこは日本ではないということ。愛する家族も、笑い合う友人も、思い出を作る恋人も、誰もいない。彼の地で、希望を持って目覚められますか?何のために懸命に働くんですか?何に感謝をできるんですか?
 残念ながら、現行憲法下では自衛隊が来るのは難しいだろう。だからこそ、外交で救済しなければならない。だから少なくとも我々は、国民を見捨ててはならないし、訴え続けなければならない。拉致問題は、決して自己責任ではないのだ。私たちにできることは多くはない。だから、この問題を負託できる党を選んで、解決の舵取りを任せていくことが、主権者たる我々の責務なのではないだろうか。


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