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2019.01.25

題  テーマ① 外国人労働者に対する日本人の受け入れ姿勢

 長谷川参議院議員による新たな外国人材受入れに関する講義では、まさにこれからの日本を左右する施策の最前線の大変貴重な話を聴くことができ、勉強になった。
 「現場に課題がある」と長谷川議員は繰り返していたが、今回の群馬県や大泉町等のレポートからは、見せかけの施策ではない、議員の並々ならぬ実効性ある施策策定への強い思いが現れていると思う。
 人口減少にともなう我が国の労働力不足に対しては、女性や高齢者を総動員してもとても足りない時代が来ると、学生時代に聞いていた。25年前のことである。
  昨今のニュースや議員の講義を聞いていて、いよいよ現実のものとなった「外国人材の受入れ・共生」のうち、外国人労働者との共同社会、その際の日本人の心積もりについて自分なりに考察してみたい。
 この問題について、「移民受け入れ反対」「日本人の働く場所を確保すべき」などの意見をよく聴くが、まず、人口ボーナスで潤った日本の残像ではなく、外国人労働者がいなければ成り立たない日本をきちんと意識しすべきであると思う。
 日本は大国ではない。子どもも少ない。少子化対策、とこれだけ声高に叫んでいても、先日12月21日に発表されたのは、「出生数、3年連続100万人割れ 人口減は年45万人(産経新聞見出)」という事実である。
 もし今、外国人労働者がいなくなれば、コンビニ、ホテル、うどん屋、ファミレスは皆閉店である。一瞬にして街はゴーストタウン化する。もう日本人だけでは日本社会を運営していけない事実があるのだ。
 ただ、日本人は何千年もの間島国で、移民文化がない。異文化に対しての免疫がないため、漠然と不安になる。一方外国人労働者は、日本語が複雑なため、ボディランゲージなどの感情表現が小さく、言葉の微妙なニュアンスなどが伝わらない外国人には、日本人が何を考えているのかわからない上に、受け入れられていると感じることが難しいかもしれない。
 つまり、お互い理解し合わないまま同じ社会を生きていくことになる。
 そして、社会から疎外感を受ける人物は、日本人でも外国人でも孤独を感じ社会に敵意を持つことになる可能性が高い。日本人同士でも些細なことで対立するのに、お互い理解しあえない民族が突然共同生活を始めるのであるから、様々な面での社会問題が引き起こされることになる。
 これまで日本人が経験したことのない外国人労働者との共同社会が本格的に展開していくにあたって、日本人として受け入れる気持ちの準備が必要だ。
 人口は突然増えない。しかし日本社会の運営は日本人だけでは維持できない。外国人労働者に協力を求めるしかない。その新しい社会を持続可能な形で築いていくには、お互い胸襟を開いて話し合い、尊重し合い、互いの幸福を願う関係を日本人と外国人労働者が築いていくしかないのだ。このことを、政府、国、自治体は丁寧に国民に説明し続ける必要があると考える。


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