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2018.12.26

題 国防を考える

 参議院議員宇都議員のお話を聞くのは16期に続いて2度目。前回同様国防の話で、とても解り易い講義でした。如何に日本の国防が手薄でアメリカに頼っているかが解ります。私は過去のレポートでも私見として国防強化の提案をしていますが、今回も改めて提案したいと思います。
 基本的考えとして、戦争をせず、日本を確実に防衛し、専守防衛を貫きながらも自衛隊員を含めて被害を出さない為には、どんな攻撃からも皆を守れる最強の盾が必要です。その盾とは強力な外交と同時に世界最強の軍事力であるので、専守防衛(最強の盾)にするには、外交力と共に軍事力も最強にしなければならないと云う戦争をしない為に戦争の道具である武器を最強にする矛盾(矛と盾の関係)が生じると考えています。
 現在の日本の最強の盾は、アメリカとの同盟関係であり軍事力としての核の傘です。裏を返せば今の日本の装備では、日本単独で自衛できないという事です。この事実は誰も否定できないと思います。
 宇都議員の今回の講義では、国防費の内訳まで踏み込んでお話いただけました。GDPに対する割合が、他国と比較してすくない事は解っていましたが、5兆円の内で実際に自衛官が活動で使える金額が4000億円程度とは流石にショックでした。人件費、設備維持費、装備購入費のローン(借金)が予算の90%%以上を占めている事になります。何れも削減できるものではなく、装備に関しては、最強の盾とする為には更に増強にしなければならないので、そうすると、やはり総予算である5兆円を増額しなければならない計算になります。更に最強とする為の装備の自国化も必要です。何故最強にする為に自国化が必要かと申しますと、現在の装備はアメリカからの購入頼みです。幾ら同盟国でも、アメリカを凌駕する装備をアメリカは日本に渡しません。又、購入金額も殆どアメリカの言値、購入後のメンテナンスもブラックBOX化さているので、アメリカに発注しなければならず、費用面、タイムラグ等日本に不利益な状態です。日本はGPS衛星1つ自国で持っていませんので、有事の際、もしアメリカが日本を裏切れば、GPSは使えず、戦闘機等あらゆる装備の運用に支障が起きてしまいます。そういった意味では、装備を純国産化する事は最強最新装備を得る上では必要な事と思います。
 ですが、現実は厳しく、空母も含め全て自国で賄う事は、経済的に相当額の負担を強いられるので、今の日本の世論、経済力では不可能と思います。そう考えると、今まで通りアメリカと同盟を更に強固にして、国防の一部を担い続けてもらい、その間に重要装備の国産化に向けて官民一体で進める構想が必要だと思います。沖縄基地問題も、急がば回れです。先ずは日本の防衛力を強化して、アメリカの換わりに極東を守れると認めてもらう。そうしないと、地政学的に見てもアメリカの基地を沖縄から無くす事は不可能と思います。


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