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2018.11.22

題 武藤議員のご講演を拝聴して

 武藤議員のご講演の中で最も印象深かったのは、安倍総理が長期的に総理大臣であり続けていることにより、外交上どれだけメリットがあるのかを訴えていたことです。園浦議員も以前に同様のことをお話されていたので、いかに政治という場面において長期的なリーダが必要なのかということを改めて考えさせられました。
 しかし果たして、今の日本でそうした状況は実現されているのでしょうか。確かに、総理は変わっていません。しかし大臣は、そうではありません。第2次安倍政権になってからは、5回の内閣改造が行われています。交代がないもしくはその回数が少ない閣僚ポストもありますが、交代になる閣僚の方が多いのが現状です。総理同様に、各省庁のトップであり強力な権限をもつ国務大臣が、頻繁に変わってしまっていたら、長期に渡っての政策に取り組むことは難しくなるばかりか、官僚が実権を握ってしまうなどの問題が考えらます。
 では、なぜそこまで内閣改造が行われるのか。その背景の一つに、「入閣待機組」の論理が指摘できます。自民党内では、衆議員なら5回、参議員なら3回以上の当選で「大臣適齢期」とされ、その条件に該当するにも関わらず大臣に就任していないと「入閣待機組」と評されます。必ずしも当選回数が入閣の条件されているわけではありませんが、マスメディアの報道においても「入閣待機組」という現在でも表現が使用されていることから、文字通りの入閣を待望する議員がいることや、安倍政権においても内閣改造が度々行われていることから大臣に執着する「大臣病」の議員の多さがわかります。
 こうした年功序列の様なシステムでなぜ閣僚を交代させなければならいのか、疑問であります。こうした制度のもとでは、適材適所ではなく閣僚が配置されるなど恐れがあり、国民ための政治が実現できるとは考えにくいです。この「入閣待機組」の論理にメスを入れ、実力主義による国務大臣の任命や一部必要な内閣改造を行えるような体制作りを目指し、長期的な閣僚登用によるリーダーシップが必要であると私は考えます。


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