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2018.11.22

題 官僚主義と官僚制度

杉浦先生の講義で、官僚主義と官僚制度について意見交換を行ないました。官僚主義と官僚制度を肯定的な方、否定的な方で意見が2分されている様な印象を受けました。
只、双方の意見で共通認識は、1.官僚は優秀、2.過酷な業務を行っている、3.感覚が世間離れしている、の3点でしたので、この点について私見を述べたいと思います。
1.官僚は優秀に関しては、優秀な大学卒業後厳しい試験を通過している点では、疑う余地は無いと思います。但し、人間力として優秀であるとは限りません。この点は3.感覚が世間離れしているという意見に通じると思います。
2.過酷な業務を行っている事も事実でしょう。只、私が不思議なのは、世間で過労死問題等、過酷な労働に対する批判の声があり、国会でも働き方改革を進めているのに、皆が官僚が深夜まで働いている事を知りながら、それ自体に対して問題視せず、当然の様に受け止めている点です。過剰労働を問題とし、働き方改革を進めるのなら、先ずは官僚が手本となるべく、労働環境改善を行なうべきと思います。その為の設備予算、増員等を早急に議論すべきです。更に地方分権で、地方への業務移管を進める事で、中央省庁業務スリム化も出来ます。政府や中央省庁は、国全体に関わる仕事に集中する。地方行政は、地方議員、役所に任せる事で官僚の労働環境も改善できます。有事の際(大規模災害等)東京一極集中の現状では、東京が大規模災害に見舞われた際に日本の機能は停止してしまいます。災害に対するリスク分散と言う観点からも、地方分権は重要だと考えます。
3.感覚が世間離れしている点は、殆どの方が感じており、TVニュース等で問題となる事件の多くで官僚が世間離れしている点を指摘してます。この点に関しては、16期のグループプロジェクトで問題にした教育者の資質に似ています。双方に共通する点は、大学卒業後の新卒から世間と隔離された環境で働く為に、自部署のルールが全てとなってしまう点と、若くして崇められる存在になってしまう点です。教師は大卒で、いきなり先生と崇められ、年少者の生徒を従わせるのです。官僚も20代後半には、地方役所の署長となります。このような仕組みでは人として世間離れしても仕方無いと思います。これを解決する私の提案は、新卒採用2~3年後にインターンシップで一般の中小企業(従業員30人程度)へ3年間出向させます。例えば財務省の人なら、小企業の経理部です。中小企業での経験が、世間離れ対策となりますし、中小企業では採用できない優秀な官僚が中小企業で働くのですから、企業の底上げになります。自身が出向した企業の業績UPを評価対象とすれば、官僚もきっと頑張ると思います。更にベテランになった30代後半、50代前半にも、中小企業出向を義務化する事で、世間離れ対策と、中小企業底上げに効果が出ると思います。




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