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2018.01.31

題 「憲法9条改憲について」私見
 参議院議員 岡田直樹氏の御講話を聞き、次の通り憲法9条改憲について私見を述べます。私は、憲法9条の第1項はそのままとして、第2項を改憲すべきであると考えています。
 日本国憲法第9条には次の通り書かれています。
第9条 
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
つまり1項では、「国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」とあるので、2項条文の「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」は、1項の目的を達する為「「国際紛争を解決する手段として」は放棄するとしていますので、今までは自衛のための組織、防御、防具として暗に自衛の部隊として自衛隊の存在を認めてきた事実があると思います。
ですが、憲法前文には「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」ともあります。
 日本は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」憲法を公布しましたが、現実世界では、憲法の公布後も、幾多の戦争、国際紛争は起き、現在も北朝鮮が武力で威嚇を続け、中国や、ロシアの領空領海侵犯、韓国の竹島実行支配が続いており、いくら日本が自国の憲法で平和を祈り、決意したところで現実世界では通用しない事は明らかです。
 「憲法9条があっから日本は戦後戦争に巻き込まれなかった」という人もいますが、そもそも日本国憲法公布は昭和21年11月で、戦後間もない敗戦国の日本は、戦う力は無く諸外国から見てもアメリカの庇護の下で復興していた国だったのです。又、その間は米ソ冷戦の核の恐怖で世界が縛られていた為に、アメリカの極東基地、属国と見られている日本に対して戦争行為を仕掛ける国など無かったと思います。ですが、その後日本は軌跡の復興で経済大国になり、世界は米ソ冷戦が終わりました。冷戦の核の恐怖で世界は縛られなくなった為、核戦争一歩手前の戦争紛争が多発するようになりました。その様な時代の変化で、前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」は既に崩れています。であるなら、全文の「われらの安全と生存を保持しようと決意した。」を確実に遂行する目的で、自衛のための軍隊としての自衛軍を持つことは、なんら憲法違反にはならないと解釈できます。つまり、平和を愛さない国に対し、安全と生存を保持する防衛が必要との解釈です。
 その様に解釈すれば、2項の条文改憲はなんら問題なく、例えば、「陸海空軍その他の戦力は、国の交戦権は認めないが、安全と生存を保持する目的での保持は認める」とする事が出来るのではないでしょうか。


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