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2018.01.29

題   2020年東京オリンピックを成功させるための仕掛け

 東京オリンピック・パラリンピック担当大臣である鈴木俊一衆議院議員が12月2日講座のご講演を担当された。今さら言うまでもなく、2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピック(以下、「東京オリンピック」という。)は我が国を大きく成長させるビッグイベントである。大臣曰く、東京オリンピックを成功させるためには成功のキーがある。それは、「国民の支持」である。国民不在の大会は成功しない。
 そして、国民の支持を得るための仕掛けがある。大きく分けて2つあり、①「国民の参加意識」を醸成すること、②国民が東京オリンピックに関わっているという「関わり意識」である。つい先日、大会のマスコットキャラクターとなる最終候補案が3つ発表された。実はこのマスコットキャラクターの選定方法も国民の支持を得るための仕掛けの一つである。明日(12月11日)から全国の小学校の投票が始まる。全国の小学生の皆様には、どのキャラクターが東京オリンピックに相応しいか、おおいに議論を交わしながら決めていただきたい。
 次に、私の関心のあった東京オリンピック開催以降のお話も聞くことができた。国民の多くは2020年に期待をし、再度日本が大きく成長できる可能性を信じている。では、その大会が終わった後はどうなるのか。人口減少に相まって経済活動が停滞すれば、一気に憔悴してしまうのではないか、という不安があった。しかし、その不安もほんの少し氷解できた。そこにも仕掛けがある。
 2020年以降も持続的に成長するための仕掛けとして、食材・木材の調達とその再利用を考えることである。たとえば、東京会場の柱に使われていた木材を使って記念品等を作ったり、資材を地方に売却し「東京オリンピック会場で使われた木材で造った建造物」など、東京オリンピックブランドを使用して新たな需要を生むことである。もちろん、会場で使用された木材だけでは全国の地方に行き渡らないので、新しい木材も使いながら第一次産業を刺激し、国内の経済力を活かしていく。そうすることで地方活性化に繋がり、2020年以降も持続的に成長することができる。
 今後の課題として、2020年以降の東京オリンピック資材の再利用戦略はまだ単発となっている。スムーズに成功できるよう、現在の地方創生総合戦略とパッケージングして政策を考える必要がある。政策を束ねることにより、ベクトル効果が生まれ、1+1が2以上の力を生む。

以上

<参考>
東京2020大会マスコット専用HP https://tokyo2020.jp/jp/special/mascot/


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