スタッフブログ

2018.01.29

題 オリンピック・パラリンピックに対する私見

 鈴木俊一大臣の講義を拝聴し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて取り組んでいる事柄(様々なプロジェクト)を詳しく知ることが出来ました。又、東京都とオリンピック組織委員会の狭間で政府が調整役としてご苦労されている事も知ることが出来ました。その上で2点私の私見を述べます。
 先ずはオリンピックのコンセプトについてです。既に招致立候補時の「コンパクトでお金をかけない」コンセプトが破綻し、当初予算の6倍(3300億円から2兆円超え)になる状況なっています。これに対して如何なものか?との疑念は拭えません。
 当初計画予算は招致の為に作ったパフォーマンスの一つだったのでしょうか?一般企業でこのような計画から6倍に跳ね上がるずさんな予算計画などありえない事です。優秀な役人の皆さんが真剣に作っているとはとても思えません。名古屋在住の私からしたら、東京で行われるオリンピックに、我々の血税が大量に、それも予算の6倍で使われる事は納得し難い物です。「中心は東京だが日本としてのオリンピックで全国の協力で。」と言うのであれば、最初からその様な目線で計画推進し、新幹線等の高速交通網を駆使した全国各地で競技が行われ、開催の中心が東京とするオリンピックも考えられたのではないでしょうか?そうなれば、競技場の新たな建設も幾分控えることが出来たと思います。オリンピックのレガシーと言う都合の良い言葉を使って、競技施設を幾つも作る計画で進んでいますが、例えば長野オリンピックで作ったボブスレーのコースは、既に維持管理が難しい状況に追い込まれています。長野オリンピックは1998年開催です。たった20年で維持管理が破綻しているのです。(参考)血税を使う国際的なイベントだからこそ、もっとしっかりした計画をお願いしたいです。
 もう1点は、パラリンピックに思う事があります。オリンピック、パラリンピックと分けて開催する事自体が、差別ではないでしょうか?オリンピック種目の1つとして、オリンピックの中で、パラリンピックで行われている競技をすればよいと思います。勿論、健常者も出たければ出られるルールで。車椅子競技ならば、競技のルールとして車椅子を使うとするだけで、健常者も出られます。そうすることが、健常者と、障碍者の垣根を無くし、差別を無くすことだと思います。当然物理的な問題も多々出るでしょう。ですが、それを乗り越える工夫こそがバリアフリーです。東京オリンピックで、いきなりパラリンピックを無くす事は不可能でも、新しいオリンピックのあり方として、提案し、1競技だけでも、オリンピックの中で行う。開会式、閉会式にも障害のあるアスリートが一緒に出られるバリアフリーを目指す提案があれば、2020年東京オリンピックは、歴史に名を残すオリンピックになるのではないでしょうか?

(参考)長野市議会議員・布目ゆきおのブログ
2017年4月10日にボブスレーリュージュスパイラルパークの冬季における製氷休止正式発表
http://www.nunomeyukio.jp/blog/archives/11607


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