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2017.03.15

題:太田房江氏の講演を踏まえて、関心を寄せたテーマに対しての考え

 今回は女性初の知事としても話題になった太田議員にご講演頂いた。
内容は男女平等参画社会の内容に触れつつ、日米の経済摩擦について当時と現代の問題性の違いや、その経済摩擦にモノづくりの街である愛知県が実は密接に関係している点、最終的には日本の働き方問題など、「働く」というテーマをベースに内容は多岐に渡った。
 小池東京都知事の活躍も含めて、女性の社会進出について話題にはなっているが、そんな世間の流れと逆行するように、前に東京オリンピックの件で話題になった霞が関カンツリー倶楽部の女性禁止問題のみならず、角界でも女性差別と思われる現場を府知事時代に経験したという話を伺い、未だに女性の社会進出に向けての障害は色々とあると感じた。
 ただ正直、男性の私にとってこのような障害は何処か他人事感が否めない。当然、有能な方は男女問わずに社会で活躍するべきだと思うし、男性だから偉いなんて思った事は一度も無い。恐らく私のような考えの方は多いと思うのだが、その「無関心」に近い考え方が女性の社会進出を遅らせているのだろう。まだまだ古い考えや制度がまかり通ってる社会だからこそ、今のフェイズでは一時的にでも女性を優遇して、女性の地位を強引にでも向上させる事が重要なのではないかと思ったりもする。逆差別なんて批判されたりするので程度は難しいけれど、真の男女共同参画社会を作るにはただの男女平等の制度作りでは物事は進まないような気がするのである。
 また女性の社会進出を優遇する事は働き方問題の解決にも一助する。「プレミアムフライデー」や「残業時間の制限」など、政府は働き方を変えるよう企業に働きかけをしているが、仕事量は減らない中で人手が増えない以上、劇的に労働時間を減らすのは難しいというのが現状である。実際、サラリーマンである私もこの前のプレミアムフライデーの恩恵は全く無く、周りも冷めた目でそのニュースを見ていたものである。そんな労働環境の打開策の一つとして女性の社会進出はやはり有効だろう。
 また冷めた意見も多いが、政府が「プレミアムフライデー」などの施策を高らかに宣言するのは個人的には有効だと思っている。全く恩恵を受けていない人達にとってはむしろ苛つく話かも知れないのだが、最終的に結果が出る出ないはさて置き、こうやって政府が大々的に宣言していくことは社会に少しでも影響を与えていると思うので。少しでも「今日はプレミアムサービスだから早く帰れたらいいなぁ」と思える人が増えると日本は少しだけ明るくなるのではないか。いつかプレミアムフライデーが当たり前の社会になってほしいと金曜日は普通に残業していた私は思う。


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